こんにちは、まっちです!
今回は、弊社 Another works と HRBrain 様で 2023/3/30(木) に開催したLT×交流会 Front-end Meetup 2023のイベントレポートをお届けします!
オフライン約50名、オンライン約70人と多くの方に参加のお申込みをいただきました!
イベントの概要
これまで7回ほどAnother worksが開催してきたフロントエンドLTイベント!今回はHRBrain様にご協力いただき、初めて共催イベントを開催しました!
HRBrain様のオフィスをお借りして実施しました。また、オフラインだけではなくオンラインでも参加できるように準備しました!
イベントの前半では、
各社のCTOやテックリードがアーキテクチャやUIライブラリ開発などのフロントエンドの深い部分に触れるLTを実施。
後半は、オフライン参加の方限定で交流会を実施し、技術や、開発における話や情報交換の場を設けました!
LT登壇内容
- ㈱ HRBrain CTO 鈴木 悠大: 「SaaSフロントエンド開発の現場で求められる技術」
- ㈱ Another works CTO 塩原 基弘:「複業クラウドのフロントエンドに関する全てを公開します!」
- ㈱ HRBrain SubTL 岩本 佳吾:「HRTech SaaSで開発している共通UIライブラリについて」
1. 「SaaSフロントエンド開発の現場で求められる技術」
㈱ HRBrain CTO 鈴木 悠大 / 登壇資料
内容
- HRBrainの実例を基に、企業向けSaaS開発で求められるフロントエンドの特長と、それを解決するために使用している技術について
- 企業向けSaaSの世の中のイメージ
- 堅実なアプリケーション作りが求められるため、面白さに欠ける印象があるかもしれない
- 企業向けSaaSの特徴
- カスタマイズ性が求められがち
- データ入力が多くなりがち
- データの可視化が求められがち
- まとめ
- SaaSフロントエンドでは情報量が多く、見せ方や扱いにフロントエンド力が重要
- 技術がなくても基本要件は満たせるが、使いやすさに大きく影響する
- 顧客に向き合うとSaaSのフロントエンドは楽しい
ひとことレポ
顧客とフロントエンドの技術に向き合って開発をする楽しさが伝わってきました。
HRBrainさんのフロントエンド開発の魅力が感じられる登壇内容でした!
2. 「複業クラウドのフロントエンドに関する全てを公開します!」
㈱ Another works CTO 塩原 基弘 / 登壇資料
内容
- 複業クラウドというプロダクトについて
- コンテキストの違い
- 機能は一見シンプルだけど意外と複雑になりがち
- どのように機能を開発しているか?
- 成果を意識する
- とにかくドキュメンテーション
- 事象や課題を意識した上で開発を行う
- フロントエンドの設計について
- 設計思想
- 共通化よりも多少の重複を許容する
- 楽に考え捨てやすくする
- 利用可能な範囲をなるべく限定的にする
- コンポーネント設計
- ディレクトリ設計
- 設計思想
- DX(Developer Experience)の取り組み
- コーディング規約とそれを守れる仕組み
- バンドルサイズレポート
- 失敗事例の紹介
- フロントエンド設計を各リポジトリーオーナーに任せる
- フロントエンドにクリーンアーキテクチャの概念を導入
- Atomic Designの失敗
- 今後やりたいこと
- フロントエンドのさらなる開発生産性の向上!!
- 高速でベータ版をリリースして検証できる仕組み
ひとことレポ
- フロントエンドにクリーンアーキテクチャの概念を導入
- Atomic Designの失敗
などの失敗事例の紹介では共感されている方も多くいたようで、フロントエンドの辛いところはどの開発現場でも似たような部分があるのだな、と改めて感じました!
3. 「HRTech SaaSで開発している共通UIライブラリについて」
㈱ HRBrain SubTL 岩本 佳吾 / 登壇資料
内容
- HRBrainでのUIライブラリの立ち位置
- 運用体制・これまでの開発
- 採用技術
- 一部コンポーネントの紹介
- 運用していく中での課題感と対策
- UIライブラリを開発していく中で難しい部分としくじり
- まとめと今後
- 貢献しやすい状態を作り出すことで継続的な改善をする
- UIライブラリとプロダクトの責務を定義することで迷わない開発を
ひとことレポ
エンジニアだけでなくデザイナーもコントリビュートを狙っている、というのが良い文化だと感じました。
エンジニアとデザイナーの協調、相互理解の助けにもなっていそうですね!
交流会
交流会にはLT登壇者も参加しました。
LT内容についての話や、普段の開発におけるあれこれ、興味関心のある技術の話など最後まで大変盛り上がり、話題の尽きない時間となりました!
さいごに
Another works では今後も学びと交流の場となるイベントを開催していく予定です!
Connpassでグループメンバーになっていただけると開催通知が送られますので、以下より是非グループメンバー登録をよろしくお願いします!
Another works Connpass
なお今回のイベントの感想など #AwEngineerMeetup
のハッシュタグ付きでツイートをして盛り上げていただけると嬉しいです!
HRBrain のみなさま、ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
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